2016年4月13日水曜日

魔女の秘密展の楽しみ方④ 講演会にてさらに学ぶ!魔女のあれこれ!(4月16日、30日実施分まだまだご参加いただけます!)

勝手にシリーズ化しております、魔女の秘密展の楽しみ方・・今回のテーマは、
「講演会にてさらに学ぶ!魔女のあれこれ!」です。

展示会は情報満載ではありますが、すべてを織り込むことができないほど深~い魔女の世界・・
同時開催の講演会を聞いて、さらにディープなところまで覗いてみませんか?

でももう締切も終わっているし・・・というあなたに朗報です!!

4月16日(土)開催 井沢元彦先生による講演「逆説の世界史~ヨーロッパ魔女裁判編」は、席にまだ若干余裕があります!12:30から整理券を配布します

4月30日(土)開催「鏡リュウジ先生講演会」につきましても締切も延長されまだご参加いただけます!
特典付きチケット 追加販売のお知らせ
http://majo-himitsu.com/news/detail.php?nid=MTEx

さて、「魔女の秘密展」で魔女の怪しい魅力にすっかりとりつかれてしまった私・・展覧会監修の西村先生によります 第一回講演会「あなたを変える魔女の生き方」、聞いてまいりました!

 ご専門のドイツでの魔女についてお話しいただきましたが、興味深いお話がたくさん聞けましたよ!
その一部を簡単にですがご紹介させていただきます。

ドイツ語で魔女はヘクセ(Hexe)といいます。しかし、これは必ずしも女性に限定した言葉ではなく、男性も含む場合があるとのこと。

事実魔女裁判では男性も等しく裁かれております。ではなぜ、日本語では魔“女”になるのか・・・それは、グリム童話やファウストのようなドイツ文学が日本語へ翻訳されるようになった時、そこに登場するHexeが全て女性だったということに由来するそうなんです!

その当時は魔女という翻訳で事足りたんですね!それがそのまま定着してしまったようです。もし男性のHexeが登場する話が翻訳されていたら、”魔人”、なんていう訳が定着したこともあり得たのでしょうか?そう考えると面白いですね!

また、魔女は空を飛ぶ際必ずほうきに乗るものと思っていませんか?それがそれとは限らないんですよ!例えばドイツの魔女の伝統的な乗り物の一つ・・それはオスのヤギ。

©Mittelalterliches Kriminalmuseum in Rothenburg ob der Tauber

ほうきらしきものも持っているようにも見受けられますが、乗っているのは確かにヤギですね!なぜか進行方向と逆向きに乗っていることからしても、社会に流されたくない魔女の確固たる信念を感じさせます。

このように、かっこわるくてもいいから自分らしさを貫く・・・それが魔女の生き方ではないかと、西村先生はおっしゃいます。その確固とした姿勢がかっこいい!(ダジャレじゃないですよ!)と流されやすい優柔不断な私はさらに魔女のファンになってしまいました!

ほかにも魔女は実にいろいろなものに乗って空を飛んでいます!また、魔女になったからといって、一朝一夕に飛べるようにはならないようで、飛ぶためにはあるものを作る必要があります。
それは一体なんでしょうか?音声ガイド(黒猫バージョン)ではレシピまで聞けましたよ☆

魔女の秘密展にてぜひご確認ください!

http://majo-himitsu.com/
posted by 広報担当 たかむら

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