2016年12月30日金曜日

学芸員レポート~その4~

いよいよ今年も終わりに近付いて来ました。 みなさんは年末年始をどう過ごされるのでしょう? 海外旅行へ出かける方もいらっしゃるのでは?
 
海外旅行で必要になるのが、通関の手続き。 今回の展覧会では、フィンランドの「アアルトミュージアム」や「デザインミュージアム」からたくさんの作品をお借りしています。 これらの作品にも、もちろん通関手続きが必要です。


フィンランド・デザインミュージアム外観


作品は、運送会社の美術専門スタッフによって丁寧に丁寧に丁寧に梱包され、クレートと呼ばれる大きな箱に入れられて輸送されます。

こうやって運ばれた資料が、提出したリストと合致しているか、税関による厳重な!チェックが行われるのです。 そうして通関手続きを経た作品が、みなさんの前に展示されます。

2016年度、韓国福泉博物館にて


いよいよ、年明けから会場の設営、作品の展示作業が始まります。 国宝のため1年に1ヶ月しか展示公開されない刀(某ゲームでおなじみの)「へし切長谷部」とともにお待ちしておりますので、フィンランド・デザイン展へぜひ足をお運びいただければ幸いです。

サブ担当学芸員:ふくぞの(海外旅行の通関書類の書き方でいつも戸惑います)

2016年12月28日水曜日

【重要なお知らせ】へし切長谷部公開時のグッズ販売について(1月5日~1月9日分)

1月5日(木)から2月5日(日)公開の国宝 刀 名物 へし切長谷部展示期間中に販売する関連グッズの販売方法についてご案内します。

刀剣乱舞-ONLINE-コラボ缶バッジ


  
2種セット500円(税込) 

バッジの大きさは直径3.2センチ 一辺約2.3センチの金印(レプリカ)と並べるとこのような感じです。


12月22日のコラボ発表以来、たいへん大きな反響をいただいており、1月5日の公開初日から数日間は混乱が予想されます。したがいまして、皆さまの安全の確保及び、より多くの方に購入の機会をもっていただくため、1月5日から9日にかけてのご購入方法を下記のようにさせていただきます。何卒ご了承ください。

販売個数について
お一人様2セットまででご案内しておりましたが、お一人様1セットとさせていただきます。

1月5日から9日までの販売予定数
会期中、多くの方にお買い求めをいただけるよう、各日毎に最低販売数を定めさせていただきます。
1月5日(木) 800セット
1月6日(金) 400セット
1月7日(土) 800セット
1月8日(日) 800セット ※こんのすけ来館
1月9日(祝) 800セット
※1月11日以降につきましても随時当館ブログ及びSNSでお知らせいたします。なるべく会期後半にご来館される方もお買い求めいただけるよう調整して参りますので、何卒ご了承ください。

購入方法について
ご購入をご希望の方は博物館正面入り口向かって左側の扉の前に案内を掲示いたしますのでその前ににお並び下さい。ご観覧をご希望の方は博物館正面入り口向かって右側の扉の前に案内を掲示いたしますのでその前にお並び下さい。
博物館は午前8時に開門いたします。並ばれる場合は開門時間以降にお願い致します。
9時30分の開館後、職員が販売場所までご案内致しますので1列になってお進みください。

注意事項
・開門時間前からの待機は近隣住民の方のご迷惑になりますので、ご遠慮ください。
・刀剣乱舞-ONLINE-コラボ缶バッジの郵送販売はいたしません。
・描き下ろしグッズの販売は予定しておりません。ご了承ください。

皆様にはご不便をおかけいたしますが、スムーズな運営にご理解とご協力のほどをよろしくお願いいたします。

Posted by 福岡市博物館管理課

年末年始休館のおしらせ:本日(12月28日)より休館いたします。

福岡市博物館は、本日(12月28日)より休館いたします。
平成29年(2017年)1月5日より開館いたします。

平成28年も、たくさんの方々に支えられ、年末を迎えることができました。
新しい年も、博物館を、みなさまと日本や世界のさまざまな歴史・文化との、すてきな出会いの場としていくため、博物館スタッフ・関係者一同、力を尽くして参ります。
よろしくお願い致します。


***各展示室の開室予定***
常設展示室 1月5日(木)〜













企画展示室 1月5日(木)〜
 展示室1 「見えないものを見る」
 展示室2 「鳥・酉・鶏」
 展示室3 「時代を映す銅鏡」
 展示室4 「異国と福岡」
★★★★★
黒田家名宝展示―国宝 刀 名物 「圧切長谷部」/大身槍 名物 「日本号」―の会場は、企画展示室2です。










特別展示室 1月14日(土)〜 「フィンランド・デザイン展」









***平成29年の最初の休館日***
1月10日(火) ★1月9日(月・祝日)は開館しております。

なお、平成29年は、年頭から混雑が予想されております。
混雑状況やグッズ販売方法等は、お出かけの前に、当ブログや公式Twitter、Facebook等におけるお知らせをご確認賜りますよう、お願い申し上げます。

posted by 福岡市博物館管理課



2016年12月27日火曜日

ゆかりの地周遊リーフレットの配布について

平成29年1月5日(木)から2月5日(日)までのへし切長谷部公開期間中、福岡市博物館にて配布予定の「ゆかりの地周遊リーフレット」は、以下のプレスリリースページからPDFにてご確認いただけます。(リーフレットの郵送はできかねますのでご了承ください。)

人気ゲーム「刀剣乱舞‐ONLINE‐」とコラボレーション決定!国宝 刀 名物「へし切長谷部」公開!2017年1月5日(木)~2月5日(日)(2~3ページ)
http://museum.city.fukuoka.jp/about/news.html

公開当日は混雑が予想されます。いろいろとご不便をおかけしますが、何卒ご了承のほどをよろしくお願いいたします。



Posted by 福岡市博物館管理課

2016年12月26日月曜日

The National Treasure Heshikiri Hasebe, the sword, will be on display from Thursday, January 5th 2017 to Sunday, February 5th.

Our national treasure, a sword named Heshikiri Hasebe, will be on display from Thursday January 5th to February 5th. The sword has been very popular for having been owned by famous feudal lords like Oda Nobunaga and Kuroda Kanbei. However, the recent burst of popularity resulted from an appearance of a character called “Heshikiri- Hasebe” , from  “刀剣乱舞-ONLINE(Touken Ranbu Online.)”  At our latest display of the sword in January 2016, around 18,000 guests visited the museum to see it. This time, we will be collaborating with the game to provide more entertainment to our guests!



Here come the “Token-Danshi”!
During the showing period, we will be opening a special photo booth at the grand hall on 1st floor. There, a Nihon-gou replica, which is to scale to the real thing, will be displayed. The replica is ok to touch or hold. *To preserve the replica, we will be limiting access time to the replica. Please refer to the schedule posted on the Fukuoka City Museum’s website. We will be also showing life-sized images of Heshikiri Hasebe and Nihon-gou’s respective characters at the grand hall. The images will also be displayed at four other locations within Fukuoka City. These life-sized figures of the “Touken-danshi” have been received well by devotees of the game.
Inside the museum, we will be distributing leaflets showing the locations of the life-sized character images around the city. Let’s go meet the “Touken danshi” with the help of the map!

Try your luck by drawing a “Fuku mikuji” fortune slip!


Try out the Fuku mikuji fortune slips at the grand hall. All the messages written on the slips are related to objects or exhibition at the Fukuoka City Museum. What’s your outlook for this year? Draw fuku mikuji and have a meaningful New Year! (100 yen per pop, with twelve possible results. *Profits from the fortunes will be donated to fund the restoration of Fukuoka Castle.)
Special Thanks: 刀剣乱舞-ONLINE-



Limited offer! Don’t miss out on “Heshikiri Hasebe” and “Nihongou” merchandise!
1. Touken Ranbu –ONLINE- and Fukuoka City Museum buttons (2 for 500 yen)
2. Life-sized poster of Heshikiri Hasebe, the sword, and Nikkou Ichimonji, the sword. (500 yen each)
3. Life-sized poster of Nihon-gou arrow (3000 yen)
4. Clear File with Heshikiri Hasebe and Nikkou Ichimonji Images
All prices mentioned above are tax inclusive.
Release date
1. and 3. Thursday January 5th
2. Now on sale
4. Saturday December 24th

Posted by Takamura

2016年12月23日金曜日

学芸員レポート~その3~

みなさんは展覧会を見に行った時には、展示以外には何を楽しみにしていますか?私は各展覧会の物販コーナーを毎回楽しみにしています。物販コーナーに必ずと言っていいほど置いてあるのが、展覧会図録(カタログ)。展覧会の見所だけでなく、ほぼ全部の展示作品が、美しい写真とデザイン、詳しい文章で紹介されており、家に帰ってからも楽しめるものです。




今回のフィンランド・デザイン展でも、オリジナル図録の制作が着々と進められています。
展覧会を巡回する5館の担当学芸員だけでなく、フィンランド在住のムーミン研究家・森下圭子さんも執筆を担当。今回の展覧会へ出品されている作品の写真だけではなく、作家や企業の歴史、コラムなど、盛りだくさんな内容となっています。

現在は、執筆した文章をデザイナーさんがレイアウトし、それを校正している段階です。
フィンランド・デザイン展を担当しているのに、フィンランドに行ったこともなければ、美術の専門家でもない、ただフィンランド・デザインが好きなだけの私・・・。執筆を担当した箇所は少ないですが、色々な本を読んで、頭をう~んとひねりながら書きました。(もちろん、デザインの専門家のチェックは入っていますよ!)

自分が書いた文字だけのデータが、様々な色や文字のスタイル、写真とともに出来上がってくるのを見ると、展覧会に対するイメージがますます膨らんで、わくわくしてきます。物販を担当している方からの最新情報によると、展覧会図録がぴったりと入る素敵なバッグも製作中とのこと!!アルテック社のテキスタイルで誰にでも使いやすいデザインですね。肩からかけられる紐の長さも嬉しいところ。


フィンランド・デザイン展を何度でも楽しめる図録を、ぜひ会場でお確かめください。

サブ担当学芸員:ふくぞの(フィンランド展に触発されてインスタグラム始めました)

2016年12月22日木曜日

人気ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」とコラボレーション決定!国宝 刀 名物「へし切長谷部」公開!

人気ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」とコラボレーション決定!
国宝 刀 名物「へし切長谷部」公開!
2017年1月5日(木)~2月5日(日)

平成28 年1 月の公開時は連日の行列ができ、公開期間中、約1 万8千人もの観覧者を記録した当館所蔵の国宝 刀 名物「へし切長谷部」。今年は人気の火付け役ともなったPCブラウザ&スマホアプリゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」と日本号を含めたコラボ企画が実現。さらに楽しめるしかけを準備して、来館者をお迎えします。

1.「刀剣男士」現る!

期間中、当博物館1階グランドホールと市内施設(4 ヶ所)に刀剣男士「へし切長谷部」と「「日本号」の等身大パネルが登場します。さらに当博物館1階グランドホールでは、刀剣男士「へし切長谷部」と「日本号」の描き下ろしイラストを展示します。
全国で展開される本物の刀剣と刀剣男士のコラボがここ福岡でも実現。館内で配布する「ゆかりの地周遊リーフレット」(写真)を手に刀剣男士の待つ、関連施設を巡ろう!

2. 日本号レプリカに触ろう!
平成28 年3 月26 日~ 4 月3 日に福岡城内の三の丸スクエアにて限定公開した日本号の実物大レプリカが博物館1階グランドホールに再び登場。コラボ期間中の日時限定で実際に持つことができるイベントも予定。三次元計測によって作成された名鎗日本号レプリカに触れてみませんか?

3.「福みくじ」で運だめし!

博物館の所蔵品や展示品で楽しく新年を占う「福みくじ」(写真)を用意します。あなたの運勢はいったい“何吉” ?福みくじを引いて、国宝級の2017 年を迎えましょう!(一回100 円 全12 種類 ※収益金の全てが福岡城整備基金に寄付されます。)※「刀剣乱舞-ONLINE-」協力

4. 売り切れ御免!関連グッズ販売

 
 

 ①「刀剣乱舞-ONLINE-」コラボ缶バッチ
(写真;刀剣男士 へし切長谷部・日本号2 種セット 500 円)※お一人様2セットまで
 ②圧切長谷部・日光一文字 実物大ポスター(各500 円) 
 ③日本号 実物大ポスター(3000 円)
 ④圧切長谷部/日光一文字 クリアファイル(324 円)        
 ※価格は全て税込です。②は発売中、④は12 月24 日(土)から、
  ①③は1 月5 日(木)から、販売します。
 ※数量限定です。なくなり次第終了となりますのでご了承ください。

Posted by たかむら

2016年12月20日火曜日

드디어 다중음성가이드가 도입되었습니다!


2013년에 더 새롭게 되어, 더 많은 내용이 담긴 상설전시관은 여러분은 알고계십니까? 
 
이미 알고 계신분들과 모르시는 분들도 꼭 체험해 주셨으면 하는 것이 이 음성가이드 입니다.
 
 
 
 
 
적당한 크기로 만들어져서, 실내에 들고 다니기 정말 편합니다!
 
사용방법도 아주 간단합니다.  전시실 옆에 표시되어있는 번호의 버튼을 누르기만 하면  보다 더 자세한 정보을 들을수 있습니다.
 
 
 
 
 
그럼, 그 앞부분을 조금만 소개하겠습니다.
 
 
 
후쿠오카시는 규슈 북부, 현해탄에 접해 있는 도시로 일본열도의 서쪽 끝에 위치해 있습니다. 후쿠오카시를 중심으로 원을 그리면 오사카시와 한국의 서울이 반경 500킬로미터, 도쿄도와 중국의 상해가 1000km 정도의 거리로, 의외로 외국과의 거리가 가까운 것을 알 수 있습니다.
 
 
 
이 상설전시에서는 해외 교류의 현관이었던 후쿠오카의 역사와 함께 지금 여기에서 살고 있는 사람들의 생활모습을 소개합니다. 그것은 바로 후쿠오카의 자화상입니다.
 
 
 
재미있을것 같지 않겠습니까?  음성가이드에는  즐겁고, 유익한 음성가이드가 무려 53건이나 녹음되어 있습니다! 한번만으로는 전부다 들을수 없을 정도 입니다.
 
현재, 앙케이트에 대답해 주신분들에게는 무료로 음성가이드를 빌려드리고 있습니다.
 
재미있는 음성가이드를 듣고, 후쿠오카에 대해서 더 자세히 알아 보세요. 
 

 

2016年12月19日月曜日

学芸員レポート~その2~

フィンランドが故郷のサンタクロースも大活躍のこの季節。街中でイルミネーションの光がきらめいて、寒いけれど外を歩くのが楽しくなりますね。

展覧会にも光による「しかけ」があるのをご存知でしょうか?
博物館や美術館へ行って、作品以外に天井を見る人はあまりいないかもしれません。(いえ、きっとほぼいないですね。)



作品や資料を、ひとつひとつ、わかりやすく・きれいに見ていただくために、文字が見えやすいように、そして時には暗い展示室内でお客様が迷わないように、天井や展示ケースの中にはたくさんのライトが設置されています。ライトの当たり方ひとつで、作品の見え方が変わってきます。

下2つの写真は、あまり良くないライティングの例ですが、モノの見え方が違うということはおわかりいただけるかと思います。



展覧会ごとに、作品展示作業が終わった後、それぞれの作品に合わせたライティングを行っていきます。資料を傷めないような光の強さを確認しながらの作業は、展示作業のクライマックスであり、正直なところ、疲れもマックスな時間です。しかし、この作業で全く違う雰囲気の作品・展示室になってしまうこともあるため、真剣な作業が続きます。

今回の「フィンランド・デザイン展」の作品数は、約700点!!ひとつひとつの作品にライティングを行います!!!!頑張りましょう!!!!

光が当たっていることで、それぞれの作品がどのように見えるのか気にしながら見ていただけると、また違った視点で楽しめるかもしれませんね。

サブ担当学芸員:ふくぞの(イルミネーションは遠くから見るのが好きです)

2016年12月12日月曜日

学芸員レポート~その1~

福岡市博物館では、1月14日(土)のフィンランド・デザイン展の開催に向けて、毎日着々と準備が進んでいます。

中でも重要になってくるのが、展示室のレイアウト図面。 お借りする貴重な作品の数々を、どのようにみなさんにお見せするのか。 どのように展示するのがベストなのか。 関係者の面々が、それぞれのアイディアを出し合いながら少しずつ図面が出来上がっていきます。



今回のフィンランド・デザイン展は、全国巡回展なので展示作品は同じですが、各会場の大きさも様々。 それぞれ会場ごとのコンセプトを打ち立て、各会場の大きさに合わせたレイアウト図面を作成します。

ちなみに、福岡会場のコンセプトは「森と湖が育んだあたたかな暮らし」。 このコンセプトが感じられるような(たぶん、いや、きっと!)レイアウトになっていますよ。

本日打合せが行われたのは、会場内体験コーナー(パピーの塗り絵)について。 現在配布されているチラシにも掲載していますが、福岡会場の中には体験コーナーが2つあります。 そのうちの1つでは、エーロ・アールニオの作品「パピー」の塗り絵を来場者のみなさまに作成していただき、会場を彩る予定となっています。



そのコーナーをみなさんに楽しんでもらうためにはどうしたらいいのか? 塗り絵の方法は?掲示の方法は? などなどについて熱い議論が交わされました。 みなさまにお披露目するまで、あと35日。 「福岡会場のこだわりはどこなのかな?」 そういう視点でも見ていただけると嬉しいです。

サブ担当学芸員:ふくぞの(実は考古学担当)

2016年12月10日土曜日

本日(12月10日)はシンポジウム「遺して活かす近代化遺産・機械遺産」

本日・1210日(土)、福岡市博物館は、シンポジウム「遺して活かす近代化遺産・機械遺産」を開催します。
動く最古の国産自動車である「アロー号」をケーススタディとして、近代化遺産の保存や活用のエキスパートをゲストにお迎えし、近代化遺産の保存・活用法について徹底討論します。


文化財の保存や修復というと、どのようなイメージが浮かぶでしょう。


文化財保存の課題とは、「作られた当初の用途を果たすことは終えたが、人類の遺産として次世代に伝えるべきもぶのを、いかに伝えていくか」です。そこには、常に「いま」によって、さまざまな困難がもたらされます。

災害
紛争地での破壊・略奪
国境を越えて襲来する大気汚染
産業構造の変化で、手に入りづらくなっていく修復素材


そして、昨今、重要な課題として強く意識されるようになったのは、近代以降の社会や人々の営みに大きくかかわる文化財の保存と活用です。

いま、福岡市博物館の展示物や収蔵品には、工業生産品、産業機械、近代的な生産施設・設備や生活インフラの遺構や構造物の一部が、含まれようになっています。
そして、100年間以上の取組みである近世以前の日本の古文化財修復を中心に組み立てられてきた文化財保護の理念だけでは、資料の十全な保存、活用が計れない場面が増えていることを実感しています。

このシンポジウムは、その状況をふまえて、新しい文化財の保存と活用の考え方を求めて開催するものです。

拡がる「文化財」概念
拓かれる「保存」と「活用」のアイデア
その現場に立ち会ってみませんか?

シンポジウム「遺して活かす近代化遺産・機械遺産」


このシンポジウムは博多湾岸《金印ロード》資源活用プロジェクトの一環として行います。
文化庁の「平成28年度 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」の採択事業です。


博多湾岸《金印ロード》資源活用プロジェクトについてはこちら









posted by shanshan

2016年12月9日金曜日

ついに多言語音声ガイドが導入されました!

2013年にリニューアルされ、内容が盛りだくさんの常設展、皆様はもうご覧になりましたでしょうか。もうご覧になったという方もそうでない方も!是非お勧めしたいのがこちらの音声ガイドです。



大きさもちょうどよく、館内の持ち運びも楽々!

使い方は簡単。展示物そばに表示されている番号のボタンを押すだけ!より詳しい情報を聞けるようになっています。



それではその冒頭部分を、ちょっとだけご紹介しましょう・・。

本日は、ようこそ福岡市博物館へお越しくださいました。
福岡市は九州の北部、玄界灘に面した都市で、日本列島の西の端に位置しています。福岡市を中心に同心円を描いてみると、大阪市と韓国のソウルが500キロメートル、東京都と中国の上海が1000キロメートル程の距離に位置しており、意外なほど外国が近いことが分かります。
この常設展示では、海外交流の玄関口であった福岡の歴史と、今もここに生きる人々のくらしをご紹介します。それは、まさに地域の自画像です。

おもしろそうでしょう?音声ガイドには、楽しくてためになるガイドがなんと53件も録音されています!一度じゃ全部聞ききれないかも?

現在、アンケートにお答えいただいた方には無料で音声ガイドの貸し出しを行っております。

音声ガイドを聞いて、福岡についてより詳しくなりましょう♪

Posted by たかむら

在我们的展览室里终于有多语言语音导览服务了。

在2013年,我们对展览室里的很多内容进行了更新,不知道大家是否有注意到。不管是已经注意到的朋友也好,还是还未注意到的朋友也好,目前特别想为大家推荐这个多语言语音导览服务。我们为大家准备了日语,英语,汉语和韩语等4种语言。

 

你看!不仅大小刚好,而且还很容易带进馆内。

使用方法也很简单。只需按下展示品旁边的数字号码,就能听到更详细的内容。

 
接下来,我想为大家介绍其中的一小部分。

欢迎您光临福冈市博物馆。
    福冈市位于日本列岛西端、九州北部,面向玄界滩。以福冈市为中心画同心圆,在五百公里的圈上有大阪和韩国的首尔,在一千公里的圈上有东京都和中国的上海。可知她与外国竟如此之近。
    本常设展览为您介绍作为海外交流大门的福冈市的历史以及这里人们生活的情况。可谓是本地区的自画像。
难到您不觉得这个很有意思吗?另外我想告诉大家在这个语音导览里一共录有53段解说。但是您有可能在一天之内听不完所有的解说。所以现在,我们将对回答完问卷调查的朋友提供免费的语音导览服务。希望大家在使用语音导览之后,能对福冈有更进一步地了解。

Finally! We have introduced a multilingual audio guidance service at our permanent exhibition room!

We renewed the content of our permanent exhibition room in 2012. We are very proud of what we have, which covers the long and rich history of Fukuoka. However, there was one concern. We didn’t have a multilingual audio guidance service--until today! We are very proud to announce we have introduced a multilingual audio guide now! It is available in 4 languages: Japanese, English, Chinese and Korean.


Look how handy it is! Good size to carry around in the huge exhibition room.

It’s easy to use too! There are numbered cards distributed throughout the exhibition room. Simply input the number on the card into the handheld, and you’ll receive information on the display.

 
I’ll give you one example…

Hello, and welcome to the Fukuoka City Museum.
Positioned at the western end of the Japanese archipelago, Fukuoka City is located in northern Kyushu and faces the Japan Genkainada Sea. If concentric circles are drawn with Fukuoka City as the centre point, Osaka and Seoul, Korea are equidistant at five hundred kilometres, while Tokyo and Shanghai are both 1,000 kilometres away. Fukuoka is surprisingly close to foreign countries.
 The permanent exhibition reflects Fukuoka’s historical exchange with foreign countries as an entrance to Japan. It also introduces the lives of the people residing here, and truly is a portrait of this region.

Interesting, isn’t it? There are 53 explanations like this recorded in the device! You may find it difficult to listen to all of them in just one day! For now, we are offering this service for free to those who participate in a feedback questionnaire. How about trying out the audio guide and becoming an expert on Fukuoka?


Posted by Takamura

“Hakata Gion Yamakasa” —float festival-designated by UNESCO as an Intangible Cultural Heritage.

December 1st, 2016 (Japan time), UNESCO officially registered 33 “Yama, Hoko, Yatai, float festivals in Japan” including the Hakata Gion Yamakasa Festival on its list of intangible cultural heritages. .


To commemorate the designation, we will display pictures of the festival from the Edo to the Taisho period in our permanent exhibition room. (To maintain the quality of the exhibits, the open period will be until January 29th, 2017).


The display includes:
A Yamakasa float drawing by Mr. Mitoma, one of the most famous Yamakasa artists of the Edo period, 1829.

 A drawing depicting a float from the Meiji period, when Yamakasa floats were at the highest they reached during the long history of the Yamakasa festival.

After the Meiji period, due to the modernization of the Hakata district, the size floats gradually became  lower and wider. In the Taisho period, floats were been categorized into two major categories, the Kazari Yama, decorative float, and Kakiyama, moving float. You can see the earliest images of these two floats in traditional drawings.  Please observe how greatly Yamakasa float Designs have changed through history!

Posted by Matano

2016年12月8日木曜日

「博多祇園山笠」、ユネスコの無形文化遺産に!!

 平成28年12月1日(日本時間)、「博多祇園山笠」をふくむ日本全国33件の「山・鉾・屋台行事」の祭りが、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されました。それを記念して、江戸時代の終わりから大正時代までの山笠の絵を展示しました(作品保護のため期間限定:平成29年1月29日まで)。

 


江戸時代の山笠の絵師・三苫氏の描いた文政9(1826)年の姿、山笠が最も高かったといわれる明治5(1872)年ごろの姿、明治中ごろの博多の近代化によって、高さがだんだんと低く、逆に太くなっていた様子、豪華な飾山と舁山に分かれて以後の、大正時代の飾山の姿など、時代による移り変わりをご覧ください。
Posted by 又野

2016年12月3日土曜日

本日は小呂島DAY!15:30から子ども達が島の芸能を披露します。

おはようございます。
本日の福岡市博物館は小呂島DAY!

お天気にめぐまれました〜!

15:30から、博物館のグランドホールで、小呂島の子どもたちによる芸能「三番叟(さんばそう)」の実演があります。
学芸員による小呂島のことを紹介するミニレクチャー付き。






小呂島は、玄界灘に浮かぶ島。福岡市の最北端です。
ここには、島のくらしと人々の絆に根ざした特色ある文化があります。

小呂島の文化を発信する日が、小呂島DAY。

グランドホールの「三番叟」のご披露に加えて、小呂島関連展示をクローズアップした常設展示室ギャラリートークも開催。
また、小呂島の昔の写真などから小呂島紹介コーナーも特設します。

ぜひ、ご来場ください。







「小呂島DAY」は、博多湾岸《金印ロード》資源活用プロジェクトの一環として行います。
文化庁の「平成28年度 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」の採択事業です。


博多湾岸《金印ロード》資源活用プロジェクトについてはこちら


posted by shanshan








2016年12月2日金曜日

You can see the whole museum for just 200 yen!! And you’ll get to see more than 2000 treasures!! Enjoy the culture of Fukuoka!

Fukuoka City Museum is now holding two special exhibitions:
 “The First Public Exhibition of Newly Acquired Objects in Fukuoka City Museum 28th” 
“Fukuoka City in the Taisho and Showa Periods: Arrow Gou, a Car, and the Period It Had Been Running Through”.
The ticket price for both exhibition rooms is 200 yen. It even includes free entrance to the permanent and feature exhibition rooms. Yes, you can see the whole museum for 200 yen now!


For just 200 yen, you’ll get a chance to be exposed to large number of hidden treasures of Fukuoka!! Remarkable, don’t you think?

At “The First Public Exhibition of Newly Acquired Objects ” 28th, you can see our latest gathering of cultural properties and the result of the research. 


At the “Fukuoka City in the Taisho and Showa Periods: Arrow Gou, a Car, and the Period It Had Been Running Through”, you can expect to learn all about a car called “Arrow Gou”, which is the oldest Japanese made vehicle still in drivable condition 100 years after its creation.

【Admission Fee】
200 yen
【Opening Period】
Saturday, November 19th, 2016 to December 25th 2016

Posted by Takamura

2016年12月1日木曜日

福岡を空と海という視点から振り返る―市史講演会を開催しました

11月26日(土)に博物館講堂で市史講演会を開催しました。

数日前からぐっと冷え込んでいることに加え、当日はなんだか雲行きのあやしい空模様。どれくらいの方に来ていただけるのか心配でしたが、開場時間になってみれば、150人近い聴講者がお越し下さり、みなさまの熱意に後押しされつつ、開幕!

まずは館長からのご挨拶

講演会は講演2本にセッションという3部構成。講演2本はそれぞれ講演会タイトルでもある「空の福岡」「海の福岡」に対応しており、ふたつの視点から福岡市の足跡をたどってみようという試みです。

まずはじめは「空の福岡」。柴多一雄先生から、戦前の福岡で花開いた民間航空事業を軸に、明治から昭和にかけての福岡の発展についてお話しいただきました。

 柴多一雄先生(長崎大学名誉教授)
フムフム…どこに飛ぶにも福岡は中継地として重要なポイントだった、と…。
 
 
つづいて「海の福岡」。石橋知也先生から、戦後、福岡市が臨海部をどのように整備してきたか、当時の人々がどんな福岡の未来像を描いたのか詳しく講演いただきました。
 
 
 石橋知也先生(福岡大学工学部助教)
福岡市もはじめは北九州と同じく臨海工業地帯を造ろうと計画したものの、やっぱやめ! となったとか。
 
 
最後のセッション。講師のお二人と有馬館長との三者で、これまで振り返ってきた福岡の来歴から、これからの福岡の展望についてのお話がありました。
 
 
セッションの様子。これまでの福岡と、これからの福岡について
 
こんな感じで盛況のなか幕を閉じた講演会。全部で3時間とちょっと長めでしたが、ご参加くださったみなさまにはお礼申し上げます。本当にありがとうございました!
 
なおこの講演会の内容は、市史編さん室で発行している研究誌『市史研究 ふくおか』第12号(来年初夏ごろ発行予定、非売品)に掲載される予定です。
この研究誌は発行後、市内の図書館等に架蔵される予定ですので、聞きたかったけれど参加できなかった、という方はぜひご覧くださいね。
 
市史講演会、次回はまた来年の秋ごろ開催される予定です。どうぞお楽しみに~!

 
posted by たに