2017年3月21日火曜日

“”たのしい”,“かわいい”からのコトおこし  その2 3月23日(木)

博多湾岸《金印ロード》資源活用プロジェクトのミッションの一つに、「地域の歴史や文化の魅力を、世界に発信する!」ということがあります。

そのために、福岡・博多の歴史・文化資源の言語情報を、英語などの外国語に「翻訳」していこう………と、思ってたんですけど(いや、翻訳作業もしてるんですけど)。

地域の文化を紹介する、国際的な発信力のあるメディアを生み出していくには、言語の翻訳以外にも、いろいろ考えなきゃいけないことが分かってきました。

そこで。

「世界が訪れたくなる福岡を考える90分 
〜しま・くらし・れきしとアーティスト、クリエイターの幸せな関係がインバウンドを呼び込む?!」
と題したセミナーを開催することにしました。


日時:3月23日(木) 15:00〜
場所:福岡市博物館 多目的研修室

ここで紹介するのは、岡山県真鍋島の事例(リンクは閲覧注意!島の公式的なPRページですが、猫さん好きにはたまらない状態になってます)。

こちらは、ふくおかのしまにゃんこ(福岡市・小呂島で撮影)

この島は、外国人、とりわけフランスからの旅行者がとても多いのです。
なんでかといいますと、2010年、フランスの画家フロラン・シャヴエさんが、真鍋島に滞在して描きためたイラストの作品集をフランスで発行したのです。
すると、彼の作品に魅了された人たちが、はるばる真鍋島までやってくるように…。

この作品集、現在、英語版、スペイン語版も発行されていまして、
欧米圏にじわじわと真鍋島ファンを増やしています。

ええっ、とーぜん、わたくしも、某大手通販サイトを通じて、フランス語版作品集を手に入れ実際みてみました(洋書を手配するなんて、学生時代以来だ…)。

か・わ・い・い・ぃ・ぃ・ぃ・ぃ〜〜
た・の・し・い・ぃ・ぃ・ぃ・ぃ〜〜

描かれているものは、海辺やしまのくらしを目にしやすい、福岡・博多の人たちにとっても、すっごく身近なものばかり。
でも、画家の目をとおして、画家の手で表現されると、身近なふつうの暮らしの魅力がずーんと伝わってくるのです。

そんなわけで、地域の歴史や文化を、世界にむかって発信していくには、アートやクリエイティブの影響力もすごく大きいんだと思い至った次第。

セミナーでは、真鍋島でシャヴエさんと親しくしていた人たちにおこしいたいだき、
作品集の影響などをお話いただきます。

セミナー平日の昼間の開催ですが、地域おこしや歴史観光にご関心のある方、
また、アートや、イラスト等のクリエイティブのお仕事をしている方や、将来携わってみたい方、ご参加お待ちしています。(事前のお申し込みは不要です)


このセミナーは博多湾岸《金印ロード》資源活用プロジェクトの一環として行いました。
文化庁の「平成28年度 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」の採択事業です。


博多湾岸《金印ロード》資源活用プロジェクトについてはこちら


posted by shanshan



0 件のコメント:

コメントを投稿